2012 年04 月06 日
備忘袋
先日書いた「物忘れ」について、家での防止策として、かつて入院していた時に家内に作ってもらった備忘袋を肩に掛けて、ウロウロしていると「貧乏ったらしくて、爺むさい」と一蹴されてしまった。入院の原因は、両足の踵の複雑骨折であり、約3ヶ月の車椅子生活だった。
することも無く、まだ喫煙者でもあったので、病室と喫煙所との往復のとき、かなり重宝したし、大体の物はその中に入れて移動できたので、「忘れ物」ということは殆ど無かった。
勿論、年齢的にも若かったからというのもあるかもしれないのだが。
家族以外から「爺むさい」といわれると相当のショックだろうが、面と向かって言う様な人はいないのだが、やはり孫から言われるとかなりきつい。
で、落ち着いたのは、小型のウエストバッグだった。
大型の物も持っているのだが、これは単身赴任時代に、主に東京都区内を散歩するときの「必需品」だった。
ウォークマン(勿論ラジオ機能付き)、メモ帳、ゴミ袋、携帯灰皿などなど、結構容量が大きく、ずいぶん重宝したけれど、何しろ大体約半日程度の散歩なので、それくらいの容量が必要だったのだが、あるとき、デパートだったかの姿見に写った自分の姿を見て、やはり「不恰好」だと感じたので、あまり使わなくなった頃に転勤になった。
現在使っているものは、セーターなどを着ると、殆ど外からは見えなくなってしまうくらいのものであるから、「不恰好」の謗りは先ず無かろうと思っている。
携帯電話、薬、そして時には眼鏡くらいしか入れないのだから、容量的には充分だし、外出するときには別のサイドバックに入れ替えるので、結構重宝している。
何より、孫に「爺むさい」と言われなくなったことが嬉しい。
でも、やはり自分の記憶力の減退に注意しなければ、と自戒もする。
投稿者:つねちゃん
at 06 :38| 健康
| コメント(0 )