2012 年04 月24 日
ソフトランディングという考え方
ウーム、最近このブログは中々「仄々」的な話題が無いのが少し残念である。今回も、その一つで、なんだか憂鬱な気分になるが、ぜひとも来るGW(27日から5月6日までお休みさせていただきます)に少しでも胸のモヤモヤを吐き出させていただきたいと言うことで、お許しいただきたい。
在職中、何度も「システム乗換え」と言う事態に遭遇したし、二度だけだが、「システム停止」と言う事態にも遭遇した。
乗り換えの場合は、次のシステムが用意されているので、如何に「マイグレーション(システム移動:旧システムから新システムへ運用を切り替える)」を上手くやるかと言うことがキーになる。
しかしながら、それが上手く行った後は、「システム停止」と同様に、旧システムを停止させる必要がある。
「電源を落とせばそれで済むじゃないか」と言うことでは決して無いのである。
今回の原発のように、冷却と言うような操作が必要になってくる。
その時に必ず言われることの一つに「ソフトランディングさせろ」だった。
飛行機の事はあまり知らないが、軟着陸させて、自分は勿論だが、周りの関連システムへも全く影響が無かったような事態を実現しなければならないのである。
今回の原発は「ともかく止めろ、即刻全面停止だ」とまるでシュプレヒコールのような声が報道されている。
多分私は報道されているほどではないと思っている。
だって、現地では原発があることで仕事になったり、ホテルなどのサービス業も成り立っているのではないか。
時々「ソフトランディングを」と言う声も聞かれるが、ヒステリックなシュプレヒコールにかき消されてしまっているが、果たしてこれで良いのだろうか。
「即刻停止」だけを捉えれば「電源を切る」だけで済むのだが、もう少し落ち着いて議論できない物だろうか、と極楽トンボの小生は考えるのだが。
投稿者:つねちゃん
at 09 :52| 政治への注文
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