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2012 年05 月07 日

来年はあるのか

 「今年出来なかったから、来年やろう」とか、「今年は、こうやって上手く行ったから、来年はもう少し改善してもっと上手くやろう」というようなことは無いだろうか。
 オリンピックへのカウントダウンが英国で始まったとのことだが、「より高く、より早く、より強く」というオリンピックへ臨む選手の方々の思いではないが、誰でもが「来年こそ」と思うのだろう。
 でも、最近、決して「後ろ向き」敵ではないが、「果てさて、来年はあるのだろうか」と思うようになってきている自分に気が着いた。
 まだまだ「鬼が笑う」時期ではあるが、一つ気になり出すと、中々払拭できなくなるのも、自分の性である。
 決して、「だから今を精一杯に生きよう」などとの掛け声をする訳ではないし、のんべんだらり、仄々、徒然とした毎日ではあるものの、それなりに「精一杯」生きているのだから、これ以上自分に鞭打つ気持ちは無い。
 この連休中に65歳の誕生日を無事に迎え、孫たちからも嬉しいプレゼントを貰い、家内と二人水入らずで、焼肉外食と久し振りに、昔で言う「特級酒」のサントリー角瓶を飲んだ。
 思えば、晩酌が角瓶になったのは、昭和60年に「管理職:課長」になった時からだった。
 平社員時代は二級酒の「サントリーレッド」、一級職になってからは一級酒の「サントリーホワイト」と現在飲んでいる「ニッカブラック」になった。
 そして、係長から主任になった時に、少し高くついたが、最も好きだった日本酒ブームだったこともあり、日本酒(むしろ地酒の二級酒が口にあった)になったり、焼酎の味を覚えて甲種、乙種を色々飲んだ。
 そんな時には常に「来年こそはもっといい酒を飲もう」と思っていて、「来年は必ずある」と疑うことなど無かった。
 65歳は「前期高齢者」だと言うが、これからは「来年があるように」とささやかに祈りながら、楽しく生きて生きたいと思っている。

投稿者:つねちゃん
at 06 :09| 健康 | コメント(0 )

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