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2012 年05 月09 日

漢数字の書き方

 書き取りをやっていて、長い間疑問だったことが解決した。
 徒然草では「第百六十一段」と書くのだが、憲法では「第一〇三条」と表現する。
 お気づきだろうか、「百」や「十」のあるなしである。
 これが解決するまでは、どちらも「百」や「十」(尤も憲法は其処へ行くまでに気が付いたから、現実的には「百」は使わなかったのだが)を入れて書いていた。
 調べるのに少し骨を折ったが、このサイトで基準があるのだと知った。

 http://www004.upp.so-net.ne.jp/s_honma/sugachan6.htm#数字の使用規則

 書き取りで久し振りに楽しい気分になった。
 諸姉・諸兄は当然のこことしてか、習い性としてかは別として、「そんなの当たり前」と思いながら使われていたのではないだろうか。
 私も、色々なジャンルの本を読むのが好きだったのだが、読んでいるだけでは、中々気が着かなかったことであった。
 それが「書き取り」と言う習慣で、今更ながらかもしれないが、気になった、そして「解決できた」と言うことがなんとも楽しい限りである。
 上記のサイトの規則が全てについて普遍的であるかどうかは、正直なところあまり興味が無いので、それ以上は突っ込んで調べることは無いのだが、考えてみると、以前英語表記で「NO.1」と書いているのを「No.1」だろうと指摘したことがあった。
 何が違うのかと言えば、「o」が大きい文字と小さな文字である。
 ところが、ご存知のように英語の「Number」には「o」と言う文字が無いのである。
 米国へ出張に行ったときに、日本で言う「番地」が各建物の全て(だろう)につけられていたが、其処へ物を送ろうとするときには「No」はつけないのが通例だと聞いた。もし番地に「No」が付いていたら、それは特別の意味を持つということである。
 どうしても時間があって仕方がない、という場合に少し調べて見られてはどうだろうか。
 こんなことを調べてみるのも、楽しいのではないだろうか。

投稿者:つねちゃん
at 08 :56| 学習 | コメント(0 )

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