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2012 年05 月22 日

「遊走」と言う言葉はいつからあるの?

 先日の孫の運動会で、姉妹揃って「徒競走」では1位と2位だった。
 私自身は、根っからの「運動音痴」と言われても仕方が無いくらいの体たらくなのだが、義父はサッカーで鳴らした兵だったと聞くし、父も剣道四段の腕前だったと聞くから、ひょっとしたら「隔世遺伝」ではないかと、爺馬鹿は考えたりする。
 なぁーに、「二十歳過ぎればただの人」であることは百も承知なのであるが。
 話を本題に戻して、「遊走」と言う競技では、お姉ちゃんのほうはボール運びに手間取ったりしたので等外だったが、妹の方はここでも1位だった。
 ところで「遊走」と言う言葉は、今回初めて知ったのだが、諸姉・諸兄の児童時代にはあったのだろうか。
 少なくとも、団塊の真っ只中の私の時代には無かったと思う。
 当時の言葉で言えば、「障害物競走」と「借り物競争」の組み合わせである。
 多分「障害」と言う言葉が、場合によっては「差別用語」になると思って変えられたものだろう。
 また、「借り物競争」では、父兄を中心にした人の中から指定された人を選んで、一緒に走ることもあったが、最近は日頃運動不足の人に、「孫のためなら」と力んで、思わぬ事故などがあった場合の責任問題などから、忌避されているのでは、と聞く。
 それにしても、今回「初耳」のことだった。
 其処で調べてみたのだが、広辞苑の第三版では、「ゆうそう」はあるが、該当したものはない。まるで意味が違う解説が並んでいる。
 平成6年発行の「漢語林」には違う意味すらも見当たらない。
 ネットでは「運動会」と組み合わせると該当する解説が得られた。
 しかしながら、IMEでは、結構上位に表示されることに驚いた。
 うぅーん、IMEなぞに負けて溜まるか、とまたまた学習意欲が楽しく沸いてくる出来事だった。

投稿者:つねちゃん
at 06 :21| 子育て | コメント(0 )

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