2012 年06 月08 日
「早飯、早〇〇、芸のうち」
今どきこんなことを言う人はいないだろうし、私らの年代でもこれで鍛えられたのは、そんなに多くないだろう。〇〇には、それぞれ思いつく言葉を入れてもらえればいいのだが、現実的には甚だ尾篭な言葉が入った。
そんな「現場の社員教育」を受けた私(多分私一人ではないだろう)が、その後本社に勤務して、これを高言していた。
正直なところ、高学歴で入社し、優等生教育を受けた周りの多くの人には、驚きと、嘲笑とある意味で(自由に物が言えるという意味での)羨望があったのか、これに限らず破天荒な「物言い」が結構受けた物である。
勿論、言葉だけではなく、「野武士、荒武者」ながらも、現場で「学問」だけではない行動で実績を上げたことも自負できる。
だからこそ「あいつが言うことだから」とある意味で評価もされたのだろう。
そんなことで、慣らされて数十年、先日「痩せるためには『よく噛む』ことが最も効果的」との報道に出会った。
本来の「時間貧乏性」とも合わせて、兎も角食事は「食べる」というよりも「馬飲鯨食」という言葉がそのまま当てはまるのではないかと、自分でも思うほど短時間で済ませたものである。(別の自慢ではないが、当時の食事時間をある先輩が測って教えてくれたのが、2分だったそうである)
人が食後のんびりしているのが、時間の浪費と考えていたし、前述のとおり「学問」では周りの人に相当劣っていたことも自覚していたから、そんな時間も無駄なく使って及ばずながら学問をする時間を作り出していた。
それがついつい「習い性」になり、結果として健康に悪い影響を齎していたのだろう。
「よく咀嚼」を聞いてから、然程苦労もせずに出来ることだからと始めたら、今まで食べていた量の2/3位で満腹感が来ることだった。
また、便通も良くなり、冒頭の〇〇も健康的に出来るようになりつつあるのが実感できる。
食べる量が少なくなり、便通が良くなれば、栄養は取りつつ痩せられるのではないかと、かなり期待している。
投稿者:つねちゃん
at 06 :37| 子育て
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