2012 年06 月22 日
責任を問う、のは誰?
今回の震災に伴う原発事故に限らず、何か事が起きると、善後策よりも、もしくはそれと並行して「責任者の追及とバッシング」が起こる。残念ながら、政治屋さんに真っ先にやって欲しいのは、それではないはずだろう。
責任追及などは二の次、三の次で、現地で困っていることに対する善後策を与野党の域を超えて講ずることではないだろうか。
何かの映画の台詞ではないが(残念ながらその映画は観ていない)「事件は現場で起きているのだ」である。
総理が出かけたことをバッシングしているよりも、全員が現地へ出かけていって、その場で「今、何を、何時までに、どれだけ」を解決すべきだったのではないだろうか。
それを対策本部かどうか知らないけれど、ヌクヌクとした冷暖房完備された部屋で、現地のことも良く判らず(民間放送局などの都合の良い報道画面などを垣間見るだけで)「ああでもないか、こうでもないか」と議論と言う「お喋り」をしているだけでは、何事も解決しないことは目に見えている。
1年余りも経過して「責任を問う」と言うことにまだ愚図愚図していて、党利党略を考えているのでは、外国から白眼視されてもしようがない。
誰がいったい、誰に、何の責任を問うているのか?
「責任を問う」と言って、出てくる答えは何を期待しているのだろうか。
ひょっとして、こんな時期に「解散と選挙」を望んでいるのだろうか。
そうなると、現地で困惑している人は、誰に頼ればいいのか。
表題の?の場所にどのような文字を貴方は入れるだろうか。
(なのか)か、(が)、(に)、(を) など等。
幾つも思い浮かぶだろうが、そんな中で、皆を眺めて「何を真っ先に」やるべきことなのかを考えて行動して欲しい物である。
在職中に、トラブルの真っ最中に「責任者探しとバッシング」をやる輩が居た。
間違いない正論に、大分堪えていたが、最後には「お前が来てやれ!!!」と叫んでしまった。
後がどうなったかは、想像にお任せする。
投稿者:つねちゃん
at 09 :15| 政治への注文
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