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2012 年06 月26 日

なるべく手摺を使わない

 まだ父が健在で、時々必要に応じて二階の物置へ行き来するのだが、とはいっても80歳を超えていて、万一のことを考えて階段を初めとして、玄関や廊下の「手すり」をつけてもらった。
 ついでに言うと、トイレの段差など、気が付くところで余りみっともなくない所には、段差解消のスロープも付けて貰った。
 父の逝去後は、あまり使う事も無かったのだが、もともと足が悪い母には有効だろうと思っていた。
 ところが、間もなく母は家でも車椅子の生活になり、手すりは「物掛け」になってしまっていた。
 ところが、先日気が付いたら、私が階段の手摺りを随分頼りにして上がっていることだった。
 勿論、それが無いと上がれない、と言う訳では決してないが、目の前に便利そうにあるだけに、ついつい手が行ってしまっている。
 「これではならじ」と一念発起して、随分気を使いながら階段を使用している。
 このように「目の前に便利そうな物がある」とどうしても「水は低きに流れ、人は易きに走る」でついつい使ってしまう。
 あちらこちらにあるエスカレーターがその代表格ではないだろうか。
 これを契機に気が付いたのだが、まだまだ「自分の持っている力や能力」で行動できるのだから、出来るだけ(この辺がいい加減なところである事は承知している)自分の力を使って、衰え行く分をせめて遅くすることに勤めたい。
 先日も格安のプールで、約1時間(20分やって10分休むを3回)の水中歩行をやってきたが、かなり足が疲れていた。
 でも、寝る前にエアーサロンパスを施したら、朝はまるでそんなこと無かったように軽快だったから、まだまだ回復力があるのだ、と嬉しくなった。

投稿者:つねちゃん
at 08 :46| 健康 | コメント(0 )

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