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2012 年07 月03 日

韮は美味しい

 いつまで経っても「素人」の域を出ないが、日々不出来ながらも新鮮さだけが取り得の家庭園芸、いやいや「家庭」ではなく「個人」なのかもしれないのだが、を楽しんでいる。
 そんな中で、私が好きなものの上位に「韮」がある。
 一昨年、種から植えた韮が、今年はどうにか「食べられる」くらいに成長している。
 商品として出ている物と比べれば(家内から「比べられるな!相手はプロなんだから」と言われているのだが)長さも短いし、幅も2/3くらいでしかない。
 だから、大量に採れても、他人様に差し上げる訳にも行かないので、せっせと「自産自消」している。
 形は多少貧弱だけれども、味は決してそんなに劣っているとは思わない、と言うのはまさに自画自賛ではあるのだが。
 勿論、これで満足している訳ではなく、来年は、もっと肥料などを豊富に与えて、幅広の物にしたいと思っている。
 それにしても、いろんな調理法で楽しめるのが嬉しい。
 ここでも何度か紹介しているが、私の得意料理の一番は「炒飯」である。
 それに「緑」として刻んで入れると、卵の黄色、人参の赤と程好い色加減になる。
 簡単なのは「お浸し」だろうか。茹でてきつく絞って、鰹節と醤油を少し振って食べると、実に美味しい肴の一つになる。
 同じ要領で、これは在職中若い人らと新橋の飲み屋でよく食べた「韮の細巻き」である。
 言葉どおり、お浸しの要領で作った物を海苔でお寿司の細巻き風にして、食べるのである。
 掻き揚げの具や好き嫌いはあるかもしれないが、味噌汁の具としても重宝である。
 食物繊維が多いものなので、臭いさえうまく抑えれば、快便の健康食品として女性にも人気があるだろう。
 これからも、ドンドン成長させていくが、成長につれて他人様に差し上げられる物にしなければ、今の量が製品版になると埋もれてしまいそうだ、と言うような「取らぬ狸」の心配で楽しんでいる。

投稿者:つねちゃん
at 06 :38| グルメ | コメント(0 )

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