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2012 年09 月05 日

お掃除ロボット

 最新の家電を紹介してくれる番組が好きである。
 今やPCも家電の一種であり、主夫も10年を過ぎると、白物家電のほかの家電にも興味が出てくるし、コンピュータと照らし合わせれば、ユビキタス時代にもその知識が必要になってくるから、学習もあるが、何しろ楽しい。
 先日、表記の商品が紹介されていて「これは買いだな」と瞬間思ったけれど、直ぐに駄目だと判断した。
 男性諸氏は大概経験がおありだろうが、「掃除機の邪魔」な存在になったことが。
 リタイアして以来、週1回の掃除は私の役目になった。
 最初のうちは「嫌々」だったから、自分でも後でわかるくらい「四角い部屋を丸く掃く」状態だった。
 ロボットは確かにしっかりとしたセンサーに寄り、確実に綺麗にはしてくれるが「邪魔な物を除けて、掃除した後で元へ戻す」ことはしてくれない。
 結果「四角い部屋を丸く掃く」ずぼらな道具でしかない。
 どうもこれは、奥方様から「掃除の邪魔だ!」と怒鳴られたことのない、その癖桟を撫ぜて埃を探すような潔癖症の男性が考えた道具ではないだろうか。
 また、その製品に女性の意見を全く取り入れない、男性社会(会社)の製品ではないだろうか。
 残念ながら「四角い部屋を隅々まで、掃除するために、そのとき退けて、終わったら元の所へ置いてくれる」くらいの機能がなければ、捨て去られる道具でしかないのだろう。
 「思いついたら直ぐにやってみる」と言う事は大切だが、考え足りないという指摘に耳を貸さない、と言うのは、一時期私等が馬鹿にした「パソコンボーイ」の域を出ていない物作りになっている。

投稿者:つねちゃん
at 08 :55| 興味あること | コメント(0 )

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