2012 年09 月28 日
元IBM社長が
一般紙では、本当に小さな記事だったので、殆どの人が気が付かなかったのではないかと思うが、残念至極な記事だった。在職中に名刺交換をして、それなりにコンピュータに関する議論もし、懇親会で談笑したこともある人だったが、何を血迷ったか「ipodでスカート覗き」をしたとの報道である。
名刺交換をしたときには「社長」ではなく、コンピュータはもちろん、ユーモアたっぷりで幅広い知識をお持ちの人だったと記憶している。
いやいや、自分だって、決して他人様のことを言うほど立派ではないし、犯罪にならない程度、もしくは見つからなかっただけの行為を「全くしたことは無い」と言うほど鉄面皮でもない。
しかしながら、しかしながら、である。
よく言われた言葉に「人は職に付く、だが、職が人を作る、と言うのが本当だろう」と。
そういう意味では、リタイアするまで、かなり上部の懇意にしていただいた人から「お前はまだまだだナァ」と苦言を呈されていた。
課長になったら、課長なりの、部長になったら部長なりの言葉遣いができていなければならない。
勿論、オフィシャルでは、それなりに気を使ったが、それでも少しアルコールが回り始めると「育ちが判る」と言うような言葉遣いになったことを指摘されてのことだった。
言い訳にしかならないし、全てとは言わないが、ある意味で「意識しながら」やっていた面もあったのである。
「本社」と言うところは、全国からそれなりに「優秀」な人が集まっていて、態度も優秀なので、私のような「野武士」は大体にして煙たがられた。
だったら、それで通してやろう、と思ったのである。
件の社長さんは、そのようなことは無かったのだろうが、それにしても、年齢時にそんなに上ではなかったように思うから、全ての職や地位を投げ出すようになったのは、残念なことである。
本人は、まだとしても、家族などは・・・。
翻って、今の私は、その程度のことをしたところで、職もなければ地位もないので、後は家族や、特に好きな孫に疎まれるのが怖いだけであるから、決してやらないだろう。
本当かナァ?
投稿者:つねちゃん
at 08 :37| 日記
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