<< 前のエントリ | メイン | 次のエントリ >>
2012 年10 月02 日

常にプラスとマイナスを見たい

 物には当然だが、プラス面とマイナス面がある。
 通常の状態では、この論理に反対する人は、まず居ないだろうし、もし居たとすれば、余程の天邪鬼か、どこかの政党のように「何でも反対」の人だろうから、そんな人には何を言ったって仕方ないから、相手にしない。
 ところが、自分に直接関係ない話題でも、大体の人は「確かに両面があるよナァ」と言う事に賛成し、そのプラス面とマイナス面を少しの差こそあろうが、大体同じように考えるものであり、私も同様である。
 ところが、これが少しでも、自分に関係があることになると、マイナス面を過大に評価し、プラス面を過小評価してしまうことになり、とても第三者の言うことに賛同することは無い。
 「あんたは関係ないでしょ!!!」と言うことになってしまい、「聴く耳」や「考える頭」と言う大事な部分を失ってしまうのが常である。
 何も、最近話題になっている、国際的な領土問題や、オスプレイに代表されるような問題ばかりでなく、政党間の争いや、似て非なる団体との議論など、ひいては同じ目標を持ちながらそのプロセスについての本来友人同士の議論にまでもこの考え方が持ち込まれている。
 決して、私が常に平等な立場であると言っている訳ではないし、そんなに自分が立派だとも思っていないが、先日まさにそのような場面にあったので、このテーマを思いついたのである。
 今まで何度と無く議論してきた筈のメンバーに、何故か頼まれて出席したのだが、どちらも熱くなってきていたので、お互いに両面を出してもらった。
 幸いに、そんなに大きな問題で無く、目標が同じなので、直ぐにお互いに理解しあえたので、後で誘ってくれた友人から随分感謝された。
 そういう意味では、私はピエロだったのかもしれないが、誘った友人の知恵だったのだろう。
 いつも、片方だけ見るのではなく、出来るだけ同じ重さで両面を見たいものである。
 言うは易く、行うは難し、ではあるのだが、できるだけそうありたいと思いつつ過ごしてゆきたい。

投稿者:つねちゃん
at 08 :00| 日記 | コメント(0 )

◆この記事へのコメント:

※必須