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2012 年10 月09 日

ラジオ/テレビショッピング

 表記のことは、やっぱり「一つの報道」なのだろう。
 聞く気はないのだが、CMの様に普通の番組の中に紛れて流されると、気が付かないうちに耳目がひきつけられる。
 「今だけ」「お聞きの人だけ」と言うような「限定」を付け加えられると、視聴者を惹きつけられるとでも思っているのだろうか、何とも浅墓な考え方である。
 あるとき、同じ製品の宣伝を別の地域で聞いたことがあるが、地域名や放送局名を変えただけで全く内容が同じであることに、なんだか白々しい思いをして、いっぺんにその商品に疑念を抱くようになってしまった。
 また、これはある意味で私の専門分野ということになるのかもしれないが、パソコンを初めとして、電化製品がまともには信じられないような価格で宣伝されることがしばしば耳にする。
 「価格がなんとワンコイン(500円と言うことらしい)」場合によっては「なんと、今申し込めばゼロ円」と言う物まである。
 ところが、宣伝費だって、只ではないし、慈善事業をやっている訳ではないのだから、わざわざ「ゼロ円=無料」と言う物を宣伝するはずはないのである。
 背景には、「当社推奨の通信会社との契約が必要条件」だったりするのである。
 最近のパソコンは、インターネット接続が前提条件で販売されているのだから、「私はネット接続は必要ありません」などとは言って居れないのである。
 通信会社のOBとしては、その会社を使って欲しいけれど、さりとて、「当社推奨」の会社が特別高いかどうかは別として、やはり何か怪しげな背景を感じてしまう。
 あるとき、PC講習をしている受講者の人が「どんな機種も全て4万円くらいだった」と教えてくださった。聞くと「バーゲンセール」で期間限定だという。
 Windows7の機械が欲しかったので行ってみると、上記のとおりの条件ならば、それだけ値引きしますよ、と言うことで本来の価格はその文字よりも随分と小さく書かれていた。
 新種の「おとり商法」と言われても仕方がなかろう。

投稿者:つねちゃん
at 06 :25| 報道 | コメント(0 )

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