2012 年10 月10 日
転ばぬ先の杖
表題の言葉は、しばしば「精神的な心構え」と言う意味で使われる。在職中にもいろんな面でそれを言われたが、幸か不幸か、言われるのが「後になって」だったことが圧倒的に多かった。
「そら見ろ」というような意味だったのか「ザマァ見ろ」という意味だったか、もしくは「次から頑張れよ」と言う意味だったかは、今は昔の話だから、思い出したくもないが、少なくとも「出る杭は打たれる」的に言われたのは確かである。
今日の話題は、そんな物ではなく、純粋
に物理的なことである。
カッコ悪さに一度止めていたが、9月から始めた散歩でまた持ち歩くことにした。
季節の変わり目には、確かに昔の瑕が痛むこともあり、杖が随分物理的に助かることもあるが、幸いにして、通常の散歩では殆どそんなことがない。
行く手の蜘蛛の巣を払ったり、少し枝が道路に張り出している所では、その枝を傷つけることなく、道を譲ってもらったりするのに、随分役立つ物である。
最近では滅多に見なくなったが、リタイアして散歩を始めた頃に、蛇に遭遇したことがあったが、その時は手ぶらだったので、「こんな時に杖があつたなら」と思ったものである。 このようにして、転ばぬまでも随分と役に立つ。
だからと言って、最近流行っているのかもしれないが「ノルディックウォーキング」のように積極的な運動具にはしていない。
随分昔に「伊達めがね」と言うのが一つの「はやり」だったが、それと似たようなものである。
勿論「何も持たず」に歩いていらっしゃる人も多いが、それよりも多いのが「犬を連れて」の人である。
昔噛まれたトラウマで嫌いだが、それと似た様なものかも知れない。
投稿者:つねちゃん
at 08 :42| 健康
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