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2012 年10 月22 日

ブランドになったら高くてもいいのだろうか

 ブランド食品というのは、各々の土地での物で、自分の身の回りには、余り関係が無いと思っていた。
 ところが、最近県内ばかりではなく、住む土地での物もブランド化ということで、全国販売を狙っているような気合である。
 それはそれでいいのだろうが、少しだけ気になるのは、僅かだろうが、価格が上がっていることである。
 確かに出所の正しい肉や卵などを使っているのだろうが、それにしても、ブランドということにしただけでわずか10円くらいだけれど高くなっているような気がしてならないのは、私が吝だからだろうか。
 かつて、宮崎県知事をなさった方が、特産の果物をブランド化して首都圏で売り出したら、高値で売れたので、地元ではとても高価で買えなくなったという話を聞いたことがある。
 先日、ある新規開店の食品街へ行って、ブランドとして名高くなった食品を期待を込めて購入したのだが、まったく残念な物だった。
 具体的な商品名や町の名前は、営業妨害になるのであえて書かない。
 ブランド化、というのは、売る側が決めるのではなく、購入者が口コミで「あれが良いネェ」ということで決まっていくのではないだろうか。
 だとすれば、価格もそんなに高くならず、基本的には地元の人優先で供される物ではないだろうか。
 勿論、全国的な宣伝は必要だろうが、基本的に食品は特にそうだと思うが、価格ばかりでなく、その土地土地の風景などにも大きく影響を受けるものだと思う。
 そうして自然にブランド化となったものは、息長く継続するだろうが、売る側が叫ぶブランド商品の寿命は、果たしてどうなるのだろうか。

投稿者:つねちゃん
at 08 :36| グルメ | コメント(0 )

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