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2012 年10 月29 日

座り小便

 時々このような、尾篭な話題で申し訳ないけれど、これが凡人のなせる業、とご承知おきくださり、ご笑覧の程を。
 加齢のせいもあるのだろうが、もう大分昔の話になるが、ビールのコマーシャルで「コクがあるけど切れが良い」と言うのがあった。
 残念ながら、最近は小便をする時に、「糖」と言う「コク」はあるけれど、「切れ」が良くなくなってきている。
 それで、出来るだけ家のトイレで小用を足す時には、洋式トイレなので座って済ますことにしている。
 終わる時には、多分女性と同じように(幸か不幸か、そのシーンを見たことがないので、想像の世界である)紙で丁寧に筒先を始末して、最後まで搾り出して、後腐れの無いようにしている。
 やってみると判ると思うのだが、今まで振り切って始末していた時よりも、パンツの中がひどく清潔に思える実感が時々だが感じられる。
 それで、家にいるときばかりではなく、洋式トイレのあるところでは、なるべくそのようにして、便器が汚れていそうな所では、座らないまでも、終わった後は筒先を紙で拭うようにしている。
 尤も、他人様の家で用を足す時は、流石に「振っ切る」ことにしているのは、まだやはり少し体裁が悪いので、行っては居ないのだが。
 初めのうちは、「面倒くさい」が先に立ったが、一つの習慣にするとさほどでもない。
 女性と比較すると、男性の方が「加齢臭」の話題の的になる頻度が高いのは、存外こんなことが遠因の一つになっているのではないだろうか。
 僅かかもしれないが、振っ切りで、切りきれなかった小滴がパンツの中に残り、それが少しずつ体臭となっている、と思うと自分だけの気持ちよさでなく、他人様への思いやりとでも思おうか。

投稿者:つねちゃん
at 06 :18| 日記 | コメント(0 )

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