2012 年11 月28 日
見事な大根
今年の大根は素晴らしい出来栄えになった。長さは優に50cm長さは優に50cmを超えているし、太さもおでんに良し、ブリ大根にも、家内の好きな大根寿司にも適当なものになった。
収穫量も現時点でまだ畑にある10本くらいを含めて、30本近くになっている。
今までは根菜類は少し深く掘ると直ぐに土台の瓦礫層に行き当たるので、駄目。
葉采類は虫の巣となるので駄目、とばかりに「言い訳園芸」だったのだが、やり始めてもう10年近くになり、真剣に「何とかならないか」と考えて、対策をとった結果である。
まずは土である。近所の人に「これは畑の土じゃない。単なるドロだ」と言われて思い切って大量の鶏ふんを初めとした堆肥を入れ込んだ。
その前に、耕運機で何度も何度も土を起こし、できる限り小石を含めて取り除いた。
深さは残念ながら、瓦礫層を取り除くことはできないので、板で畝を高くして、大根としては十分な深さを確保したと思っている。
肥料についても、元肥や適時の追肥を肥料袋に書いてある通りに施し、今までの「けちけち施肥」から卒業できたのではないか思っている。
また、発芽から除虫が最大の課題だったのだが、他人から「やり過ぎではないか」との声も聞かれたが、ずいぶん長い間「寒冷紗」で外部からの虫に対する防護策をとり、内部からのものに対しては、「激辛唐辛子入り木酢液」を施すことによって、効果があったのだと思う。
そうして、長く太く二股なぞはない、誠に惚れ惚れとするような大根に育っている。
無農薬栽培ではないにしろ、最低限の除虫剤で済んでいるから、孫にも安心て食べてもらえる代物である。
これを基本にまだまだ育てたい物があるが、焦らず頑張ってゆきたい。
投稿者:つねちゃん
at 06 :55| 園芸
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