2012 年11 月29 日
仕事は「辛い」からこそ「お金になる」と心得るべし
このところ不景気が続いて、高卒や大学卒業予定者の就職活動が捗々しくないと聞く。景気の不調が全てではないにしても、矢張り私の知識不足を棚に上げて言うならば、「ある程度の軽いインフレ」状態が望ましいのではないだろうか。
尤も、現在の年金生活者という身にしてみれば、物価高騰は決して望むものではないし、なにやかやでの増税もできることなら避けて通りたいものである。
で、最近はあちらこちらの放送メディアが就職難の学生さんたちのインタビューを流している。
その中で「えっ!」と思った言葉があった。
「最初は正社員として入社したのだが、朝早く、夜遅いという状況に耐えきれなくて退社した」という女性求職者の言葉だった。
聞いている方は、その背景が判らず「大変だったろうね、辛かっただろうね」という同情心から一方的に企業や世間を「悪者」にしているし、アナウンサーらしき人もそれを煽っているようだ。
でも、果たしてそうなのだろうか。
一時期「楽しくなければ仕事じゃない」というフレーズがTVやラジオで流されたが、その当時の私は、(時効だから言うけれど)徹夜の連続、家に1週間帰れなかった、というような状況だった。そこには、残念ながら「労働基準法」は無視されていた。いやいや、私自身が「俺がやらなければ、誰がやるのだ」という使命感に燃えていたものである。
幸いにして、そのプロジェクトも無事に完遂させることができ、色々なことがあったけれど達成感に十分満足していたものである。
慣れない仕事は、必ずといっていいほど「最初は辛い」のである。
だからこそ、会社としても賃金という報酬を支払うのであろう。
それを何とかこなしているうちに、要領というものを覚え、希望を持ちながら楽できるように工夫することが必要ではないだろうか。
上記の女性は、私だったら決して採用しない。
まるでどこかの国の言うように「自分の気に食わない」ことだからやらない、というのであれば、自分で起業すればよろしい。
投稿者:つねちゃん
at 06 :55| 子育て
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