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2012 年12 月06 日

悪乗りだろうが

 昨日に引き続いて、選挙話題になってしまって、まことに「悪乗り」と言われてもしようがないが、この分だと明日も関連話題で、今週を締めくくることにしようと思っている。
 ということは、別のテーマのネタ貯金はあるが、明日の分は現時点でない、ということである。
 今回の選挙にあたって、裁判上は「違憲状態」とあるのに、ほとんどの政党が「二の次、三の次」的な扱いでしかない。
 「一票の格差」が論議されると思っていたら、各党ともにまったくと言っていいほど俎上に上がっていないようだ。
 どこも「今回だけは火をつけたくない」と思っているのだろう。
 なんともこれで「国政を論ずる」人たちなのだろうか。
 と、いうことはともかくとして、私は「重さ」を、人口だけで議論するのではなく、投票率も加味して議論すべきだと思っている。
 大都会に象徴される人口過密地域と高齢化率が高い人口過疎地域で「人の数」だけで「重さ」を論じているのは、「過疎地はほっておけ」とでも言いたいかの如くではないだろうか。
 今回の有権者数でいえば、約2.5倍の格差があるというが、投票率が2.5倍過疎地で上がったら、実質的な「重さ」というものはどのように判断するのだろうか。
 課題はこれだけではないことは、素人ながら理解はできるつもりだが、それにしても、人口過密地域の我田引水の論理には、素直に納得できない。
 本当に「重さ」を引き上げたいのであれば、過疎地に居住して、選挙権を確保し、自分が信ずる人を当選させればいいではないか。
 これを漫然と見過ごしているのであれば、都会人のため選挙制度でしかなくなってしまう恐れが大きくってしまう。

投稿者:つねちゃん
at 08 :39| 政治への注文 | コメント(0 )

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