<< 前のエントリ | メイン | 次のエントリ >>
2012 年12 月13 日

「和して同ぜず」

 必ずしも、選挙ネタではないが、先日立て続けに二度そう感じたことに遭遇した。
 一つは、以前何かの会で大勢で議論しただけの人が、さも知己の如くに近づいてこられて、いきなり今度の選挙の話題をぶつけてこられた。
 素性はまるっきり知らないのだが、どうも過去にガッコ(「学校の」と書く気はそれなりに何か良い所を見つけて尊敬を感じる場合だが、こう書くときは、私なりの蔑称である)の先生をなさっているような話し方に、端から気に入らなかった人物である。
 それが、自論を滔々とまくし立てられるのだから、ますます気が滅入ってしまう。
 かつては、仕事上のお客様の場合以外は、即座に「あなたと私は考え方が違うようですから」と相手の気分を害そうがなにしようが議論を打ち切った。
 昔はそうだったけれど、今ではそうしないように、努めてはいるが「これは正論である」ということをまくし立てられると、腹が立ってくる。
 もう一つは、ささやかな趣味世界の話で、上記とは真反対と言っていいようなことで、こちらはすこぶる気分が良かった。
 アマチュア無線という趣味という世界では同じなのだが、所謂「ハンター」である彼が、私の「世間話(ラグチュー)派」のことも慮って話してくれたのである。
 表題は、ご存じの通り「論語」の中の言葉だが、「言うは易く、行うは難し」で、「論語読みの論語知らず」とよく言われることである。
 かつては、私自身が相手の感情を無視してそんな態度をとっていたのかもしれないが、これからは十分に注意しようと思わされることだった。
 あっ、だから常にそうできるとは思わないでくださいね。
 あくまでも「注意しよう」という心掛けだけだから。  ( ^)o(^ )

投稿者:つねちゃん
at 06 :58| 健康 | コメント(0 )

◆この記事へのコメント:

※必須