2012 年12 月19 日
やっぱり「のんびり」がいいなあ
師走もそろそろ下旬であり、日々世の中は混沌としながらも、みんな忙しく行動なさっている。それには、いつも言うが、決して「世捨て人」ではないけれど、まるで無関係な生活を送っている、というよりも「大過なく送らせてもらっている」という感謝の日々である。
しかしながら、このブログもそうだが、日々やることは大体決まってきている。
それが終わったら(やり終えたら)、やっぱり「のんびりと過ごす」ことが良い、という毎日である。
在職中にこんな言葉を部下や自分に言い聞かせていたことがある。
「明日できることは明日やれ、先取りしてやって無駄になることもあるし、明日になって状況が変わることもあるのだから」と。
子供の頃には、まるで反対のように「今日できることは、今日のうちにやってしまえ」と言い聞かされてきていたのだし、上記の言葉を言う時までは、間違いなくそう思ってやってきたつもりである。
そうなると「探してでもやることを見つける」という気持ちになり、そこには決して「のんびり」という気持ちが生まれない。
その結果が良好な場合は大いに結構だが、最前線で「生き馬の目を抜く」とか「時間はドッグイヤーだ」とばかりに状況が変わる場合においては、勿論予定は立てているのだけれど、それをやり終えたら、全く別のことに思考を巡らして、直面する仕事から目を遠ざけることが必要だと言い聞かせていた。
勿論のこと、立てた予定事項は必ず成し遂げて、ということが前提であり、そのためには徹夜も厭わずやり遂げろ、という意味でもある。
でも、ハッピーリタイアメントの現在、やっぱり「のんびり」がいいなぁ、と思う此の頃である。
寮生活の時、同室だった人の口癖に「世の中に寝るより楽はなかりけれ、浮世の馬鹿は起きて働く」というのが懐かしく思い出される。
投稿者:つねちゃん
at 06 :49| 健康
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