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2013 年01 月16 日

今年の行動指針 「四苦八苦」

 「四苦八苦」はどなたもご存じの言葉だろうが、なぜこの言葉を今年の指針に選んだのかと言うと、できれば毎日感謝し続けたい、と思ったからである。
 何故、なにゆえに「苦ばかり』なのに感謝するのだ、と訝られるかも知れないし、場合によっては、罵声を浴びるかもしれないのだが、それでも考え方を説明すれば判って貰えるのではないだろうか。
 「四苦」はご存知の通り「生」「老」「病」「死」の四つの苦である。
 「生きてゆく、生活してゆく」ことは楽しいことでもあるが、そこには避けて通れない「苦」もあるだろう。「老」も「正月や/冥土の旅の/一里塚」と言うように避けがたい苦しみである。「病」は「一病息災」と言ってみても、所詮は「苦」である。「死」も同様に、最大の苦でもあろうか。
 八苦のあと四つは「愛別離苦」好きな人や物との別れ、「怨憎会苦」憎たらしい人や会いたくない事象にも会わなければならない、「求不得苦」求めて求めても得られないそして最後は「五蘊盛苦」考えていること(薀)と行動していること(盛)が一致しないもどかしさである(と私は思っているが、理解によっては違っているかもしれない)。
 毎日がこの様な「苦」の充満している中で生きていかなくてはならないのである。
 でも、よく考えてみれば、そんな苦を「何となく」かも知れないが、やり過ごしているのが現実である。
 ということは、「まだこの程度なのだ」ということに感謝すべきではないだろうか。
 くよくよ考えないで、このブログの精神のように「仄々」「徒然」「ノホホン」と過ごしていける毎日に感謝すれば、殆ど全ての事に感謝できるのではないだろうか。
 そんな感謝ができる日を一つ一つ積み重ねてゆきたいという考え方である。
 はてさて、本来短気な私がどれだけ続きますことやら。

投稿者:つねちゃん
at 07 :08| 健康 | コメント(0 )

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