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2013 年01 月31 日

まだ「遺言状」ではないけれど

 最近見たTV番組で「エンディングノート」と言うのがあった。
 両親ともに「遺言状」などと言うものは書いてなかったのだが、そのことで然程苦労した訳ではないが、やはり気に停めたことは記しておいた方が良いのだろう。
 その番組では、色々なヒントを言っておられたが、どうも今一つピンとくるというか、琴線に触れるものがなかった。
 ということは、財産だってそんなにある訳ではないし、必ずしも必要で残しておくほどの骨董品などもある訳ではない。
 そこで思い出す言葉が「三代目は家をつぶす」と言うものである。
 初代はいわゆる「裸一貫から『家』を確立する努力をして、二代目に引き継ぐ」。
 二代目は、その親の背中を見て育っているので、それを超えないまでも、必死に努力して、先代を取り巻く人たちから揶揄されて先代を恥かしめてはならない、との思いで頑張る一方で、次代の子にはそんな苦労を掛けたくないと思って、甘やかす訳ではないだろうが、それなりに保護することになるのだろう。
 三代目は、そんな保護環境で育つから、ある程度までは無茶が許される、という思いで活動する結果、初代の努力や二代目の頑張りまでには思いが馳せないで、結果として財産を使い果たしてしまう、ということなのだろう。
 でも、これは「家」としての資産の継承ということなのだろうから、初代も二代目も職業こそ違うものの、サラリーマン生活だったのだから、さほど「ねばならぬ」と言うものもない。
 従って、三代目の私にも「言い遺す」ほどのことがなくてもさほど気にすることはないのだろう。
 葬儀の件など、気軽にエンディングノートの準備をしておきたいと思っている。

投稿者:つねちゃん
at 09 :01| 日記 | コメント(0 )

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