2013 年02 月14 日
実感を呼び起こさない首相発言
このタイトルを思いついたのが、少し前なので、現在の時勢とは少し時点が違っているが、何とか今のことも含めて書いていくことをご承知願います。再登場でも「新」になってまだまだ3か月までは「ハネムーン月間」ということで、余り辛辣には言わないけれど、何だか「軽佻浮薄」の非現実論にしか聞こえないのは私だけだろうか。
アルジェリアの件について「軍事的解決以外になかったのか」、「テロと戦う意識を強くした」との発言がなされている。
今回の北朝鮮の核実験でも、形式論的な言葉ばかりが先行していて、具体的にやったことと言えば、国内の関係団体の偉い人の再入国禁止、ということだけである。(尤も、このことがどれだけ重いことなのかは全く知らないけれど、素人目には何の役にも立たないと思っているのは、私の無知のせいである)
面白いというよりまさに「噴飯もの」とはこのことかと思うのは、経済団体に対して「賃上げ要求」をしたことであろう。
巷間言われている「アベノミックス」のせいかどうかは判らないけれど、威勢の良い掛け声で確かに株価は復調しているが、果たして単純に「良いこと」なのだろうか、将来へのつけ回しでしかないことにどれだけの人が気が付いているのだろうか、と思うと、まったく心許ない。
確かに総論的には賛成できる面もあるが、「具体的にどうするの?」と問うても多分何の具体策も出ないのではないだろうか。
二世議員によく見られる「俺が言っているのだから、その通りにしろよ」という我儘がいつまで通るのだろうか。
かつての漫才家の議員さんではないけれど「些細なことでも一つ一つをコツコツと地道に」やっていってほしいと思うのは、やっぱり二世大臣には望むべくもないのか。
投稿者:つねちゃん
at 07 :01| 政治への注文
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