2013 年03 月25 日
人工光合成
自然資源の少ないわが国だけではなく、最近いろいろな新エネルギー源が注目されている。メタンハイドレートなどは、我が国の領海内で、今後100年の位貯蔵量があると聞くと、素人ながら「ぜひ早く商用ベースに乗せてほしい」と願わずにはおれない。
尤も、その半面で、「取り出した後を海水で埋めるのだとすれば、そこからの地盤沈下で大きな地震につながるのではないか」との心配もある。
そんな中、先日TVで見た表記の技術については、各国での競争状態にあるとは言うものの、それこそ「国際間の枠を取り除いて」挙って研究開発を進めるべきではないか、と思った。
科学的に詳しいことは「理科」という科目が嫌いだったので、よく分からないけれど、草花が「光合成」をすることによって、身内には「成長のための糖分」を、排泄物として「人間をはじめとする動物に必要不可欠な酸素」を、そして、草花自体の「食べ物」としては、太陽光と土中の水分と、地球温暖化の原因になっていて、人間初め動物の排泄物としての「二酸化炭素」だというのだから、これはWin−Winの関係である。
その上に、草花の排泄物のもう一つには、「エタノール」があることが分かり、それを新エネルギー源にしよとするものだそうである。
エタノール、と聞くと、私なんかはすぐに「美味しいお酒」を連想するが、どうも違うようである。
ともかく、これなら上記のような「地盤沈下」の心配もないし、中国からの迷惑な(これは中国自体が迷惑なのだろうと思うが)PM2.5などの排出抑制にも貢献するのではないだろうか。
何しろ、論理的には「無限に使えるエネルギー源」だということが、何とも聞いていて楽しいではないか。
時には、こんな話題にも興味を持つ私である。
投稿者:つねちゃん
at 08 :54| 興味あること
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