2013 年04 月02 日
素直が一番
最近少し気になるのは、「素直さ」がだんだん少なくなってきていて、むしろそうする人や事が人気を集めているような気がする。全体的に「不景気」なのに、掛け声だけで景気浮揚を煽ったり、そうすることが「良いこと」だと持て囃されたりしていないだろうか。
僅かなお金だが、退職金の一部を当面使わなくてもいいから、ということで、普通の定期預金などの金利よりも少しはいいのかと思って、投資信託に預けてある。
残念ながら、現在の「時価」は当初よりも大分盛り返したとはいえ、まだまだ投資額までは回復していない。
でも、日経平均株価の上下に連動している場合は、どうなっても、みんな同じなのだから、と納得してしまう。
これが「素直」なのだと思っている。
円高の時には、息をひそめていた物価が、円安になると「これでもまだ足りませぬ」とばかりに値上げを公言する。
これは、果たして「素直」なのだろうか。
毎日のように新聞に入ってくる「安売り」の折り込みチラシで、そこまで出かけても安い場合は、所要時間をあまり気にせずに買いに出かける。
これは素直なのだろう。
でも、主夫感覚もある程度身についてくると、冷蔵庫の貯蔵量と今までの使い方、これからのイベントなどを考えて、判断することになるので、「もっと素直」になってくる。
在職中に、信頼できて好きだった上司から「お前は素直すぎる」と窘められたことがあって、注意していたら今度は「もっと素直になれ」と言われたことがある。
この時は、終業後その上司を誘って飲みに行き、散々こぼしたが、その時に言われたのは「中庸を弁えろ」ということだった。
果たして現在リタイアして、何のしがらみもない私は、本当に中庸の素直さをキープしているのだろうか。
投稿者:つねちゃん
at 08 :27| 健康
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