2013 年04 月18 日
初月給は現金で
最近は、というよりも、今年初月給をもらう人の親の世代から、「給与」というのは、銀行振り込みが当たり前で、アルバイトなどで稼いだものもそれが当たり前になっていることだろう。そんな中で、難しいかも知れないが、初月給だけは、明細書付きで現金で渡せないものだろうか。
私等の年代は、それが当然だったし、約5年間ほど続いた後で銀行振り込みになった。
現金でもらうと「えっ、聞いていたよりもずいぶん、少ないじゃないか」というのが本音だろう。
で、給与明細をよくみることで、社会と自分の置かれていることが少しだけ分かるのではないだろうか。
与える側にとっても、はっきりとした認識を持たせるという意味で重要な事だろう。
社員教育とは、時間も長くかかるが、それによって経費もかかるのだが、たったこれだけのことで「意識付け」ができるのだとすれば、そのための経費はわずかなもので済むのではないだろうか。
また、貰う側にとっても当然で、今まで自分一人で生きてきた訳ではないことをしっかりと認識できるきっかけになるのではないだろうか。
所得額の先頭には、まず入社説明会などで受けた額が記載されているだろう。
そして、まだ1か月なのだから、勤怠手当を初めとして、いろいろな手当て欄が空欄のままになっているのではないだろうか。
そして、控除欄に目を移せば、所得税を先頭に、実にいろいろと減額されているはずである。
そして、最後に「現金支給額」という欄には、大袈裟に言うと、初任給の2/3くらいになっているのではないだろうか。
それを意識したうえで、今後は空欄になっている「手当」をいかに努力して高額を埋めていくかにかかっていると思えば、俄然やる気も起こるだろう。
会社ばかりではなく、社会がそれを望んでいるのだから。
頑張れ、新入社員たちよ。
投稿者:つねちゃん
at 08 :17| 子育て
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