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2013 年05 月07 日

 「安売り厳禁」

 このテーマを思いついたのは、連休に入る前だったので、今日になると少し時間軸が違っていることをお許し願いたい。
 
 最近面白い報道に出会った。
 「消費税還元セールの禁止」というものである。
 正直、目と耳を疑った。
 消費する側である国民の事よりも、徴収するお役人のための論理ばかりである。
 これで「ははぁーん」と思ったのは、徴収する側は別のルートでその対価がもらえるからだろう。
 なんともうまい仕組みを考えるものである。
 そういえば、政治屋やその予備軍にも「寄付還流」と言うのがあるそうな。
 そんな人は、当選させないばかりか、現職ならば次は落選させる「お灸」が必要だろう。
 腹立ちを覚えるのは当然だとしても、その次には何だかそれを唱えているお役人が「馬鹿」に見えてきて、可笑しさすら覚えてしまう。
 もう随分になり、ここでも何度か紹介したと思うが、「中国笑話集」(現代教養文庫 村山吉廣訳編)を朝の音読の一つにしている。
 色々な分野(譚)があるが、役人を風刺している部分が現在進行形の部分である。
 昔はこんなだったのかなぁ、と思いながらであるが、どうも昔ばかりではなく、現代でもこのまま通用しているのが面白い。
 このことは、何も中国に限ったことではなく、世の中の「お役人」のすべてに当てはまるようである。
 お役人を選ぶことは、残念ながらできないが、それを弾劾する立場の議員さんは選挙で選べるし、選んでいるのだが、それでも「この国民にして、この議員、国家がある」と言われれば、天唾なのだろうか。

投稿者:つねちゃん
at 06 :07| お役所 | コメント(0 )

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