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2013 年05 月14 日

都知事の相手批判

 このテーマは、現時点では「一応」火が消えたかのようになっているので、蒸し返すつもりはないから、あくまでも一般論である。

 競争相手を批判するということは、どんな場合においても、自分に自身が無くなったりしかけている場合である。
 在職中私もいろいろな批判の的にさらされた。
 基本的には、今思っても「学閥」のなせる業だったのだろうか、個人的に攻撃することはないが、田舎の工業高校卒の人間が、企画投書で650億円のシステム提案をして、何度かのダメ出しはあったものの、了解され、一つの大掛かりなプロジェクトになったのだから、やっかみもわかる。
 勿論、それまでには私のスタンドプレーもあったのだから、一概には根のない批判ばかりとは言えないと思うのだが。
 今度の五輪誘致合戦の一環のつもりだつろうが、ライバル国を批判した。
 小説家評論家か知らないけれど、結局は「口先だけの人気取り」なのだろう。
 それがみっともないのは、当初「真意が伝わっていない」と言っていて、あくまでも自論が正しいと言っていたのに、その舌の根が乾かない間に、謝罪したことだったろうか。
 自論が正しいというのであれば、それなりに頑張って、結果として論破されたら、素直に謝るというのならわかるが。
 私はゴルフはやらないから、実体験としては分からないけれど、タイガーウッドが対戦相手のショットに対して「入れ!」と思うことだと聞いたことがある。
 相手の弱みに付け込んで(今回の場合は、勝手な思い込みだったが)買ってみても本当の嬉しさはないだろう、ということは分かる。
 政治ばかりではないけれど、政治屋さんにはせめてこの気持ちを持ち続けてほしいものである。

投稿者:つねちゃん
at 08 :11| 政治への注文 | コメント(0 )

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