2013 年05 月17 日
真説か珍説か
何で見たのか思い出せないが、最近見た「説」に驚くとともに、そうかもしれない、というのがあった。白虎隊が立てこもった鶴ヶ城は、なぜ落ちたか。
歴史を知らない私は、当然「戦乱の結果」だと思っていたのだが、そうではなく、排泄物の始末に困った末だったという説を聞いた。
なるほど、山城であれば、それもある意味正しいのかもしれない、と思った。
と同時に思ったのが、原発である。
原発の排泄物の処理がきちんと整理できる目途がついていなければ、外国へ輸出しようとしても白虎隊の二の舞になるのではないだろうか。
在職中にも似たようなことが幾度かあった。
当時は「コスト対効果」を求めることが最優先で、終末処理にかかる経費などは「二の次、三の次」であり、ほとんど無視された。
あるお客様とその議論になり、私の受注はできなかった。
その後上司が取り成してくれて、受注はできたのだが、プロジェクトリーダーに任命された。プロジェクトは完成したが、最後までお客様との仲は気まずいものだった。
その後の評価は聞いていないが、さほどのこともなかったのだろうか、それとも後任以降の人が「尻拭き」をしたのだろう。
このことは、家を建てる時も同様であろう。
トイレを設置しない設計図を提案しても、昔の「厠」がある訳ではなく、到底受け入れてもらえないだろう。
こんな卑近な例だと誰もが分かるのに、原発になると分からなくなるのだろうか。
はてさて、どちらが真説か珍説か。
投稿者:つねちゃん
at 08 :13| 興味あること
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