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2013 年06 月13 日

向日葵

 昨年種から植えた「切花向日葵」が綺麗に咲いて、沢山の種が採取できた。
 春先にセルトレイに撒いて育てたのだが、発芽率は良かったものの、実際に「モノになった」物は数十株だけだった。
 それでもビニール鉢に2株ずつ育ったものを、10数個、久し振りに「ご自由にどうぞ」と塀際に並べておいた。
 聞き耳を立てていた訳ではないが「向日葵なら要らんわ」「でも切花用で、背が1m位だと書いてあるよ」と言う会話の末、2個貰われていったのを初めとして、夕方並べたのだが、翌日の午前中にはすべて嫁がせることができた。
 どうか、いろいろな所で花を咲かせ、その種を又いろいろな人に分けて広がってほしいものだ、と言う思いである。
 それはそれとして、向日葵の花は「陽を巡る」と聞いていたが、あまり実感としては経験が無かった。
 ところが、畑の余った所に植えた10株が、そろそろ花の元が大きくなりつつあるので、最近の猛暑と日照りのため朝夕水遣りが欠かせなくなった。
 で、今更ながら気が付いたのだが、まだ花は咲いていないのだが、朝は東を向き、夕方には西を向いているのである。
 その為だけに、日中畑へ行くほどの興味は持ち合わせていないのだけれど、「向日」と言う意味が少しだけ分かって、何だか思いがけない「儲けもの」を得たような気がした。
 植物は嘘を吐かない、とよく言われるが、経験からすると意外とそうではないのは、自分の技術を棚に上げてそう思うが、結構しっぺ返しにあっている。
 そんな中での体験だから、猶更嬉しい。
 朝顔、オクラも種が採れるが、いつまでもの繰り返しは、どうも難があるようで、何度かには一度新品の種を買う必要があるが、子育てにつながるようで楽しいものである。

投稿者:つねちゃん
at 08 :31| 健康 | コメント(0 )

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