2013 年06 月20 日
評論家の正体見たり
野球音痴だから、今回のボールの件はよく分からない。でも、何人かの評論家(私は知らないけれど、それなりに野球については一家言お持ちの有名な方なのだろう)が異口同音のようにおっしゃった言葉に疑問を感じた。
「みんな知っていたのに、隠す方が悪い」と。
「みんな」の中にはもちろんその評論家も入っていたのだろうけれど、その人はなぜこれが発覚する前に問題の指摘をしなかったのだろうか。
在職中私もこれと似たようなことをした経験があるので、あまり他人様を非難ばかりする訳ではないが、いわゆる「尻馬に乗る」という行為である。
在職中の経験は確かにそうだったが、その場合「自分が言いました」とはっきりと言っていたつもりである。
だから、その論理が正論で現実解だった場合には、素直に正面から謝った。
ところが、評論家という人種はことが露見してから「そら見たことか」と言い放ち、今回のボールの件はそうならないだろうが、正論で現実解だった場合には、「我関せず」を決め込んでしまっているが習慣化している種族なのだろうか。
いやいや、評論家ばかりを責めるのも違っていて、そんな人種を「評論家」として登場させるマスコミが間違っているのだと思う。
こんなマスコミ批判は、新聞投稿などしても、絶対と言っていいくらいに採用されないので、ここで、ボソボソと、徒然なるままに、意見表明するだけだから、言う方は楽しいし、誰彼に甚大な迷惑をかける訳ではない。
リタイア後「賛成」の場合は多いに尻馬に乗ったことはあるが、「反対」の場合は無責任任に四里馬に乗ったことはない、と思う。
投稿者:つねちゃん
at 09 :05| 健康
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