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2013 年06 月27 日

過半数か3分の2か

 来る参議院選挙の指標になるか、または衆参同時選挙の物になるかと目されていた、都議会選挙でも結局投票率が過半数を超えなかった。
 憲法改正の議論で、表題のことが喧々諤々議論されて、各党それぞれに意図があるようだが、いずれにしても投票率がこれでは勝っても負けても「これで本当にいいのだろうか?」と言う感覚が抜けないのではないだろうか。
 尤も最近の政治屋さんは「ともかく勝ったから、あとは自分の好きなようにやればいいのだ」とか、「選挙に関心のない人は家で寝ていればいいのだ」と言う感覚で、そんなことは毛ほども思わない人種ばかりなのだろう。
 このブログでも何度か書いたし、再三投書したが、いまだに採用されたことが無い「投票率赤点再試験制度」を取り入れるべきだと常々思っている。
 企業内研修機関で一度だけ「赤点再試験」を受けなければならなかったことがある。
 分野的には「得意」の分野だった「物理」なのだが、力学と言う分野ばかりが出たので、かなり手こずってしまった。
 本試験で45点、再試験(ここまでは無料なのである)で55点。合格点ではないけれど、及第点は60点である。
 そして500円の有料(多分収益を上げるとか部外講師への問題作成料ではなく、本人の自覚を促すためのペナルティという意味合いだったと思う)追加試験だった。
 何とか70点で及第になったのだが、その時の受験生は私一人だった。
 他の科目でそれを2度やり1,500円(2回目は1,000円になったという)払った猛者もいたが、それが私の免罪にはまったくならない。
 そんなわけで、政治屋さん(になろうとしている人)は最初から高額の受験料だろうが、再試験となればそれなりに取り組む姿勢が違ってくるのではないか。
 それも自分の政治姿勢ではなく、有権者に「投票してもらう」と言う「他人を動かす」ことが必要になってくるのだから、お金以上に大変だろう。
 でも、それこそが「政治家」であるべき条件になってくるのではないだろうか。

投稿者:つねちゃん
at 06 :42| 健康 | コメント(0 )

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