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2013 年08 月07 日

 「この辺で良いだろう」というのでも良いのではないだろうか

 父の残した蔵書や昔買って「積読」になっていた本を読むのが楽しみで、本屋に行っても特定の分野の本以外には中々興味が湧かなかった。
 先日久しぶりに大型書店へ行き、時間が余ったので、いろんな分野の本を見ていて気が付いたことがある。
 私らのような年齢層に対する「自己啓発」を促すものである。
 「趣味を持ってそれに励め」「志を立てるのは定年後が最適」などなど。
 私も総論的には賛成である。
 でも「この辺で良いだろう」は「思考回路の停止を招く」となると、果たしてそれまでして老後を頑張らなければならないのだろうか。
 事情があって、人より少し早くリタイアしたのだが、それからもう10年余り。
 最近は当然のごとく「ここまででいいだろう、満足だ」という気持ちで、「いろんなものに手を出す」ことを心がけている。
 こんなことも許されていいのではないだろうか。
 たぶん多くの方がそんな気持ちだろうと思うのだが。
 それでこそ、ゆとりある老後だと思っている。

投稿者:つねちゃん
at 06 :54| 健康 | コメント(0 )

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