2013 年09 月10 日
仲の良い老夫婦
先日、何とも言えない事件の報道が目についた。近所の人からは「仲の良い夫婦」と目されていた人たちが、殺人と自殺を起こした、というものである。
詳報は分からないが、多分旦那さんの「堪忍袋」の緒が切れたのではないだろうか。
リタイア後10数年たつが、常に「かみさんの掌で遊んでいる孫悟空」だと意識するようにしている。
在職中は単身赴任(2度、足かけ7年)を含む転勤族で、家から通勤できる場合でも、出張族(ほぼ毎週のように週に3日は出かけていたように思う)であり、地元のことにはとんと疎く、殆どは家内任せだった。
このことは、育児面についても、大学進学や日頃の相談にもほとんど乗ってやれずじまいだった。
また、両親の面倒を見ることについても、殆ど無頓着と言うか、たまに家内から相談があっても「聞き流す」くらいにして考えず、全く申し訳がなかったと反省している。
従って、リタイアしてからは「今浦島」とまでは行かないが、極力家内からの情報を聞き、従ってきたつもりである。
また、家内が運転できないものだから、アッシー君の役目もほとんど「断る」ということを知らないかの如くに努めてきた。
だから、はた目には「仲の良い夫婦」と映っているのではないだろうか。
上記のご夫婦の場合も、勝手な想像だが、これに近いものがあったのではないだろうか。
でも、そんな私でも、場合によっては私の「緒」も切れるかもしれないのだが。
そのために「心の病」ということが起こらないように、乱読ではあるが、精神修養に近い本も読み漁っている。
決してそれが「緒を強くする」ことになっているとは思わないが、爆発の未然防止て、精神的な健康につながっているのではないかと思っているし、思いたい。
投稿者:つねちゃん
at 06 :38| 健康
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