2013 年09 月18 日
「耳」という漢字と「聞」という漢字
祖父母学習参観と言うのに出席した。小学2年生の孫と、4年生の孫の掛け持ちであった。
まずは2年生の教室へ。
偏と旁などをバラバラにして組み合わせてできる漢字、という学習だった。
孫は手を挙げているのだが、中々順が回って来ず、4年生の教室へも行かなければならず、少しじれったかったが、ようやく当ててもらって黒板の前に。
「門」という字と「耳」という字の組み合わせで「聞」という字にするというもので、爺としてはそれで十分満足だった。
ところが、先生は「これで注意をしなければならないところがありますね。どこだったでしょうか?」とおっしゃる。
正直、私は「何を言っているの」と分らなかったのだが、孫はしっかりと理解しており、みんなの前で発表した。
「耳の字は下の線が垂直の腺から出ているが、聞の字で中に入るときには、垂直の腺からはみ出さない」というである。
正直「知らなかった」。
夕食のときに、家内に紹介するとともに聞いたが、家内も知らなかったとのことである。
毎朝の書き写しや音読で、たぶん何度もお目にかかっていて、書いている字だろうが、全く無頓着だったことに愕然とするとともに、孫の成長としっかりとした把握をしていることに今更ながら感心し、頼もしく思ったものである。
これを契機に私自身もっとしっかりとモノを見て把握しなければならないと自戒した。
参観だけではなく、自分の学習にもなった。
4年生の学習では、「風呂敷で物を包む」ということに遭遇する。
1升瓶や西瓜に見立てたボールのつつみ方は、まったく覚えていなかった。
ここでも学習になった。うれしい限りである。
投稿者:つねちゃん
at 06 :49| 学習
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