2013 年09 月30 日
ふんぞり返っている
今日で秋の交通安全運動も終わるが、毎度のことで街頭指導に立っていて気が付いたことがある。家の事情等もあるのだろうから、中学生を車で送ることを否定はしないが、一人だけだったら、どこに座らせるだろうか。
今流行りの言い方で言うならば「助手席でしょう」。
それが貴賓でも送るかのように後部座席に乗せている親御さんや爺婆がいらっしゃる。
外から見ると、座席の関係から仕方ないだろうが、まさに「貴賓」である。
助手席にいれば、見るものが同じになるから共通の話題も自然に出てきて会話もできるだろう。
昨今私もそうだが、電子メールで面と向かっての会話の機会が少なくなってきている。
そんな時にはうってつけの機会ではないだろうか。
助手席は何かあったら危険だから、という論理もあるだろうが、それならなおさら安全運転に気を付けた運転になるだろう。
これが高じると、お隣の国のように「子供は偉い」というような風潮になりかねない。
子供に限らず、人は「大切」ではあるが「偉くはない」のである。
それは総理大臣をはじめとする国会議員や、税金で飯を食っている能無し役人、体罰をしても「それが教育だ」と言ってのけたり、それを監督する組織の甘い処分しか下さない先生OBなども、決して「偉い」訳ではないのであろう。
些細な事と言われるかもしれないが、昔から言われたり、自戒の念としている言葉に、
「水は低きに流れ、人は易きに走る」がある。
自分の子や孫に親切にして、かつキチンとした行儀を教えなければ、結局はそうした自分が悪いのである。
今回のこれが2,000通目になるようだ。
思えばけっここう長く続けているものである。
まぁ、今年いっぱいお付き合いいただければ幸いである。
投稿者:つねちゃん
at 06 :46| 交通安全
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