2013 年10 月11 日
嫌なことは伝えない
朝、庭などを見回るのが一つの日課になっている。ところが、先日せっかく種まきをしたプランターに猫だろうと思う糞がしてあった。
先日も家内が見つけたといっていたので、処分したのだが、またしてもである。
で、憤(糞)懣やるかたなしで、処分したうえで、家内に言おうとしたが、思い留まった。
誰でもだろうが、朝から「好い話」なら聞いても良い意味での共感を持てるだろうが、
この手は自分の胸の内にとどめておくほうがよいのだろう、と思ったからである。
そんな風に考えると、自分がそうだが、意外と他人様も「言わずもがな」というようなことを、たぶん無意識だろうが、伝えていることが多いのではないだろうか。
小学生の頃から、先日も吐露したが「内気で、陰気で、内向性、おまけに加えて、赤面症」というのが私の根本的な性格だったし、たぶん今でも基本的なところではそれが深層部にあるのだろう。
そんな私が「冗舌家」になったのは、たぶん高校生も3年生くらいだったのではないだろうか。
ともかく、照れ臭さと恥ずかしさを覆い隠すために、やたらと冗舌になったような気がするし、それが就職して研修所に入った時から「他の者に負けられない」とばかりに、自分の意見を主張することが習慣になってしまった。
それからもそれが続いたが、ある時、尊敬する上司(残念ながら数人しかいないのだが)から「ものを言う前に十数えてから発言しろ」と厳しく注意された。
でも、本来の性格を意識しながら捻じ曲げているのだから、いかに尊敬する上司からといえども、なかなか治らなかった。
リタイアして10数年経って、ようやくそのことに気がつく自分がなんとも楽しい。
投稿者:つねちゃん
at 05 :37| 健康
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