2013 年10 月21 日
「朝令暮改」
以前にも、言ったと思うが、外交関係については、ほとんど知識がない。でも、将軍様の朝令暮改は「終わりの始まり」ではないかと思う記事に目が留まった。
在外公人の子女を帰国させよ、という将軍様の命令が、内外の多くの反対によって「将軍様の思し召しにより」撤回されたという記事である。
かつての江戸時代の「参勤交代」を撤回した事情とは全く違うのである。
これなら「反対すれば、もしかしたら通るかも」ということになり、だんだん…。
拉致問題も核問題も・・・怖いような、嬉しいような。
これと似たようなことが在職中にあった。
立場上「こうすれば、少なくともこの件に関する再発防止ができるのではないですか」と提案して、担当課長さんとその上司の方の了承が得られ、その場で全員にその課長さんから決意表明がなされた。
暫くして同様なトラブルがあったので、再度指導に出向き、なぜこれが実施されなかったのかといろいろと調べてみると、「本社のスタッフの言うことは現場を知らないからだ」と私らが帰ったとで、周知があったのだという。
朝令暮改どころか「舌の根が乾かないうち」の出来事で、残念だけれどその課長さんには転任いただいた。
その後も何度か訪れ、酒を交えながらの雑談の中で知ったのは、このことばかりでは無かったので、決意表明は「単なる儀式」だったという。
幸いにして、後任の課長さんは「是々非々」でやられたので、本音で話ができ、プロジェクトは成功裏に収まった。
こちらは「終わりの始まりではなかった。
投稿者:つねちゃん
at 06 :05| 日記
| コメント(0 )