2013 年11 月12 日
島倉千代子の逝去
大好きな歌手の一人が逝去された。確か小学3年生の頃まで「貸本屋」をやっていたので、今はもうないのかもしれないが「明星」「平凡」というスターに関する月刊誌が届くと、その付録は我が家のもの、というよりも「自分のもの」になった。
そのほとんどが「歌詞本」である。(駄洒落のつもり)
だから、4歳年上の姉の影響もあったのだろうが、当時のその年齢にすれば、「ませた歌」をずいぶん歌っていたものである。
年齢は私よりも9歳上の彼女は、当時好きだった美空ひばりよりも親近感があって、「お姉ちゃん」という感覚だったろうか。
ちなみに美空ひばりは「姉御」で、笠置シズ子は「おばちゃん」という感覚だった。
それから随分経ってから、野球選手との結婚と離婚、莫大な借金などの度重なる事件は知っているばかりでどうにも助けにはならなかったが、ある時ヒョンナことから彼女の名前を耳にした。
会社のずいぶん偉い人が、飛行機で彼女と隣り合わせになり、譜面を見ながら小さな声できちんと歌っているのに気が付き「素晴らしいですね」と声をかけた時の彼女の返事が「プロですから」というものだった。
それ以来、今までにもまして好きになった。
それ以来は順調で、「人生いろいろ」は自分の身に置き換えても愛唱する曲だった。
女性歌だから、いくら酔ったところでカラオケのナンバーには入らないが、一人で車を運転するときには、これからも大声で歌っていきたいものである。
ありがとう、おねえちゃん。
投稿者:つねちゃん
at 08 :12| 日記
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