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2013 年12 月09 日

葱が上出来

 今年は大好物の野菜のうち、葱が大豊作である。
 今までは、苗が売り出されたころから畑の準備をして、十分な土の据え置きをしないで植えていたことも原因だったのだろうが、どうしても十分に成長せず、おまけに植え付けた本数のうち、約半分くらいしか「食用」にならなかった。
 勿論、せっかちな性格で「この辺でいいだろう、これ以上は成長しないだろうから」と薬味にしかならない程度で収穫したこともあるのだろう。
 ところが、今年は「種から育てた」のである。
 今までも何度か挑戦したし、自分なりにストローを使って育苗を試みたことがあったが、結局はその時期になって「苗の購入」ということになってしまっていた。
 実は今年も、「もうこんなマッチ棒にならないくらいのものは育つわけがない」と思いながらも、ある意味「放置」していて、気がついた時に「そうだ液肥をやろう」などと何とも不熱心な園芸作業だったのだが、やはり人間のなすことなどは、お天道様からすれば「何をやっているの?」と笑われることだったのだろう、ある時期気が付いてみると、しっかりとマッチ棒くらいの太さになり、背丈も鉛筆くらいに成長していた。
 まだまだマーケットには売り出されていなくて、それから友人から分けてもらった藁と、籾殻を使っての畝作りから、十分な期間が取れたので、マーケットに出たころに慎重に植えつけた。
 先日「余った苗」を植え付けたところから収穫した。
 収穫しているときは「やはりマーケットに出でいるものとはずいぶん小さいな」と思ったが、台所で整理すると家内が「この前買ったものより数段見事だ」と言ってくれたので、自信を持った。
 まだまだ本格的な畝には本数にすればたぶん100本近い葱が育っている。
 今年は自産自消で味わえそうである。

投稿者:つねちゃん
at 06 :54| 園芸 | コメント(0 )

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