2013 年12 月10 日
新しい鉛筆
折込チラシの裏などを使って「書き写し」を行っていることは、何度か紹介した。その時に使う筆記具としては、紙質に合わせて、ボールペン、万年筆(在職時ほとんど使わなかったデスクペン)そしてまだ使える長さの鉛筆である。
父の残した分や息子、私自身が使い残したものである。
短くなっても長さを補正する器具を使って、5cm以下になるまで使った結果、ようやく先日すべて使い切った。
短くなったものは、断捨離の精神よろしく「捨てるべきもの」なのだが、なんだか可愛くて抽斗の奥にしまっておいてある。(この辺が軟弱だなぁ)
ということで、何十年ぶりかで「真新しい鉛筆」を下した。
まるで数十年ぶりかで味わう小学生気分である。
上二行は同じことを言っているが、芭蕉が松島を詠じたかのごとく、言うに言われぬ気持なのである。
ホールペンは何本も使い切ったし、シャープの芯も何度となく使い切ったけれど、それとはまったく違った感情である。
ボキャブラリーが少ないので、適切な表現ができないのがなんとももどかしい。
尤も、これも父が残したものである。
5本が箱に入って残っていたのである。
これも感謝しながら、5cm以下になるまで大切に使おう。
紙質がそろそろ鉛筆が使えないものになるので、来年まで十分に使えそうである。
楽しいなぁーーー。
投稿者:つねちゃん
at 09 :20| 日記
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