2014 年02 月05 日
「薬湯」
リタイアして、両親を見送った後で、時間的に余裕ができたことと、私もそうだが、家内も足腰に痛みを感ずる時があり、しばらくあちらこちらの銭湯を経めぐり歩いた。そんな時に、大概の銭湯に「薬湯」というものがあり、最初はそのむせ返るような臭いに辟易したのだが、いろいろな種類の薬湯に浸かるうちに慣れたのだろう「臭い」が「匂い」になった。
そうなると効能書きを読む気持ちになり、精神的にも安定感を催すというから、だんだんとその匂いが好きになってきていた。
そうなると勝手なもので、その効能を確かめながら入浴を楽しむことになる。
なかなか自分の目的(これが自分でもはっきり意識できないのだが)に合わせた薬湯を探すことができない(週替わりとかで変更になるから)が、鰯の頭も信心から、と言うではないか。何でもその効用が自分に合うのだと信じれば、漫然と入っているよりも、効果があろうというものだ。
投稿者:つねちゃん
at 08 :23| 健康
| コメント(0 )