2014 年02 月10 日
「内風呂」
今では内風呂が「当たり前」になっていて、だからこそ「銭湯」が貴重品化されている。一時期好んで見ていたTV番組に、「昔ながらの銭湯」というものを渡り歩いている人が全国をまたにかけて紹介しているものがあった。
中でも、歴史が残っているのは、やはり「東京」をはじめとする「首都圏」である。
現在の家に越したのは昭和38年の暮れで、それまでは町内に銭湯があったので、当時は風呂嫌いだった私も二日おきくらいに行っていた。
行けば必ず同級生がいて、風呂の中だけではなく、着替える間もいろいろな話題で賑わったものである。
そんなに広くはなかったが、将棋を指す大人や、時には花札を広げている人たちも見た想い出がある。
当時の内風呂は、シャワーがなかった。
でも、話す賑わいはなかったが、下着一枚になって風呂へ行き、裸同然で上がってきて、すぐに「寝間着(パジャマなどという代物ではなくである)」に着替えて、自由に遊べたことだったろうか。
もっとも、高校生だったから、子供じみた遊びではなく、それなりの遊びを楽しんでいたように思う。
最初は少し寂しかったけれど、慣れてくると一人風呂の楽しみもそれなりに工夫できた。
今では、エコキュートで、好きな音楽も聞きながら、孫を入れる必要もなくなり、誰に気兼ねすることもなく、のんびりと過ごせているのは、まさに極楽である。
投稿者:つねちゃん
at 08 :43| 健康
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