<< 前のエントリ | メイン | 次のエントリ >>
2014 年02 月18 日

「牛乳」

 「風呂上がりに一杯」というと、大概の大人は「やっぱりビールだろう」ということになると思う。
 ビールがあまり好きでない(理由は後で書くつもり)私でもこれには賛同する。
 でも、昔、牛乳というものがあまり好きでなかった私にとって、銭湯での風呂上がりの牛乳はやはり何とも言えず美味しく飲めたものだった。
 リンゴジュースやオレンジジュースなどもあって、時々それも飲んでみたが、やはり、その時だけは牛乳だった。
 そして、飲むポーズが決まっていた。
 腰に手を当てて、牛乳瓶を一気にラッパ飲みするのである。
 同級生だけでなく、大半の大人の人も、同じようなポーズだったと思う。
 今は内風呂なので、ビールもいいのだが、「直ぐに」という訳にはいかないので、結局落ち着くとウィスキーのオンザロックになってしまう。

 私のビール嫌い
 「嫌い」というほどではないが、これには明確な原因がある。
 過去に三度「胃潰瘍」に罹り、三度とも投薬で完治したのだが、一人の先生は京都大学卒の女医さん、一人は東大だといわれていたが、男性の医師だった。
 2か月分もらった薬を3か月ほどで飲んで、どうもまた調子が悪いなぁ、ということで、健康管理室へ行くと、その女医さんからこっぴどく叱られ、挙句に薬剤師や受付のお姉さんからも「2か月の薬を3か月で飲んだ」という妙な評判が立って、笑いものにされた。
 でも、完治して、先生に「再発防止」とともに恐る恐る聞いたことは「お酒は飲んでも大丈夫でしょうか」ということだった。
 「お酒と潰瘍の因果関係は認められていません」ということだったので、ちょうど終わったのが夕刻だったこともあり、その先生と品川の街を夜っぴて飲み歩いたのだが、その時「ただし、炭酸系の飲み物は控えてください」という言葉が添えられていたのである。
 それまでビールは「嫌い」という訳ではなかったが、飲むと折角出ている美味しい料理が存分に食べられなくなるのが気になっていたのだったから、「わが意を得たり」ということである。
 最近では、あちらこちらで「乾杯も日本酒で」という風潮に大いに賛成したい。
 言い忘れたが、その後かかった男性の医師からも「因果関係は無し、炭酸系の飲み物は自粛」と言われた。

投稿者:つねちゃん
at 07 :04| 健康 | コメント(0 )

◆この記事へのコメント:

※必須