2014 年02 月27 日
「鏡」
我が家の脱衣室には鏡はない。浴室には十分に全身を映す鏡があるのだが、ナルシストでもないので、全身を映してみるなどと言うのには考えが及ばない。
それに対して銭湯には大きな鏡がある。
現在、目標体重を75Kgにしようと思って、少しずつだけれど減量作戦をしているが、遅々として進まないのが現状である。
まだ在職中の時に「あなたのBMIとしては70Kgだ」と言われたことがある。
当時は今よりも多くの酒を飲み、不規則な食事と偏食だったのだが、糖尿や血圧が高いなどとは言われたことが無かったので、健康診断の前日でも「いつも通りにしていないで、数値が良くっても、それで満足できないだろう」と嘯いているくらい「健康体」だった。
それで「それならそれくらいにしてみてやろうじゃないか」と変な目標に向かって努力し続けて、69Kgという数値を達成した。
ところが、そうなったときに確か忘年会だったと思うが、大きな温泉だったので、さぞかしスタイルは良くなっているだろうと、脱衣室の大きな鏡を見た。
ガッカリを通り越して、ゲンナリしてしまった。
「骨皮筋エモン」と言う自分が写っていたのである。
お伽噺ではないけれど「鏡よ鏡、本当に美しいとはどんなスタイル」と問うてみたいようなものである。
それ以来BMIという数字は信用せずに、自分なりの目標を立てている。
鏡を見るのは、髭剃りをするくらいだけである。
まだまだ時々剃刀で切ってしまうことがあるのだが。
投稿者:つねちゃん
at 08 :48| 健康
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