2014 年02 月28 日
「混浴」
昭和45年頃の話である。場所は特定されると困るのだが、ぜひ詮索しないで欲しいし、今ではその面影が全くなくなっているから、ここで書くようなことは起こっていないだろう。
長期出張で、夕食ではなく、いつものように、お酒付きの遅い膳を用意してもらっている間に風呂へ入ることにした。
そうした時である。最初は子供の声がして女の子もいるようだがさほど気にならなかった。
ところが入ってこられた中に当時はまだ50代だろうと思われるお婆さんが「今晩わ」と言って入ってこられた。
正直なところ戸惑ってしまったが、その後子供のお母さんと思しき人も入ってこられたのである。
「お酒は後で燗したものを持っていきますから」との挨拶である。
どこを隠すこともなく、と言うより子供の世話に手を焼かれているのである。
当時の私は23歳で、新婚だったから、暴れようとする息子を何とか宥めながら、会話だけは(多分)澱みなく交わして上がった。
これが混浴の最初の経験である。
その後も何度か一緒に入り、それが普通になってしまったので、息子も暴れることはなかったし、そんな雰囲気でもなかったのである。
その後何度か「混浴」と言う風呂に入ったが、「かつて女性だった」人との会話は、時々際どい話題にもなるが、息子を宥めるほどのことはなかった。
でも、何歳になっても、この手の刺激は「行き過ぎ」にならない程度に楽しみたいものである。
今月は「お風呂」をテーマにしましたが、いかがだったでしょうか。
来月は、「落語」をテーマにするつもりです。
「好きだ」と言うだけで、解説などは思いもよりませんが、ご覧になって頂ければありがたいです。
投稿者:つねちゃん
at 09 :25| 健康
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