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2014 年03 月05 日

「紺屋高尾」

 「こんやたかお」ではなく、やはりここは「こうやたかお」と読んでほしい。
 諺にも「紺屋の明後日」ということがあるように「今夜の明後日」では字で書けば間違いがないだろうけれど、意味が分からなくなるだろう。
 紺屋の職人がわずかな給金を3年間貯めて、花魁に会いに行く。
 この噺で一番興味深いのは、演者が花魁と職人の初会の様子をどのように表現するかが一つであろうか。
 また「いつ来てくんなます」を言うタイミングから打ち明け話をするまでも、演者によっていろいろと違ってくるが、これが最も大事なところだと私は思っている。
 そして、職人が店へ戻ってから「譫言の様に」年明けを待つ様子。
 そしてほとんどの演者が最後に付け加える「傾城に誠なしとはた(誰)が言うた」をはっきりと言う演者が私は好きだ。

 よく読んでいただいている方は、お気づきかもしれないが、トータルの件数が少しずつ減少しています。
 これは、2005年2月末から始めたものを順次、どんどん消しているからです。
 自分のブログ日記として、転記して消しているので、結構時間が掛かるので、少しずつ消しています。
 今月中には「古いシリーズ」はなくなり、新しいものになると思います。
 だからと言って、特別何かが変わるものでもないのですが。 (^◇^)

投稿者:つねちゃん
at 08 :39| 健康 | コメント(0 )

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