2014 年03 月06 日
「文七元結」
正直者と短気者が綾なす話で、これも大好きな噺の一つである。演者によって力の入れどころがそれぞれあるのだろうが、例によって個人的な興味は、無くして身投げしようとしている者に、娘が身売りをしたなけなしのお金をくれてやる、と言うところの心の葛藤である。
それをどんな言葉で(残念ながらTVでもこの噺は見たことが無かった)ので、身振り手振りが分からず、想像するしかないのだが、「悔しいけれど、見逃せない、いったい自分はどうすればいいんだろう」と言うところで、「見えない」から自分勝手に「この演者ならこんな振りをするのではないか」と思うところが楽しい。
でも、やはり最後はハッピーエンドがなんとも楽しい。
投稿者:つねちゃん
at 07 :52| 健康
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