2014 年03 月10 日
「火焔太鼓」
この噺は、かなり昔になるが、TVでリアルタイムの放送で(録画だったろうとは思うが)志ん生の噺で視聴した。あのなんとも言えない「江戸訛り」で話されることが、妙に気に入ったものである。
「おじゃん」と言う言葉は方言だと勘違いしていたこともこの噺で標準語(東京言葉)なのだと知った。
なかなかうまくいかない商売だが、本人としてはそれなりにしっかりとやっているつもりなのが、心に残る。
こんなことは、実経験でも大概の人が実感しているのではないだろうか。
自分を第三者的に見た場合もそうだが、ひょっとして、人を責めている時にも「むしろ俺の方が間違った指摘をしているのではないだろうか」と言うようなことを含めて、私は何度か体験して、その都度議論して納得してもらった。
勿論「喧嘩別れ」もあったが、幸いだったのは、一人を除いて鉄のカーテンを引くことはなかったと思っている。
でも、これに似た噺で「はてなの茶碗」は正直あんまり好きではない。
投稿者:つねちゃん
at 09 :32| 健康
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